YGCが提唱するゴルフ上達のための考え
クラブの芯でボールを打ち、フルスイングで能力の限界までボールを遠くへ飛ばすことをロングゲームと考えます。完璧なショットを打てると練習は楽しいです。しかし、多くのアマチュアゴルファーは、練習時間のほとんどをロングゲームにつぎ込んでいます。ロングゲームで完成の域に達したとしても、ゴルフゲームを作るためには他に大切なことが3つあります。すべてのゴルフクラブを均等に練習することで、自分の能力を最大限に発揮することができます。
ショートゲームとは、中級者にとって70ヤード以内の距離、上級者にとっては115ヤード以内の距離のショットを指し、その距離に、思い通りにボールを運ぶことと定義します。パッティング、アプローチ、バンカーと、115ヤード距離内でさまざまな傾斜からのショットがあります。上級者ですらパーオン率は75%に達していないことから、ショートゲームはスコアメイクの重要なポイントを占めていることがわかります。そのため、ラウンドレッスンの際は、ショートゲーム練習に重点を置きます。
ラウンドでの戦略を立てるにあたって、まず自分のショットがフック系かスライス系かを知っておくことが大切です。ラウンドゲーム中の成功と失敗を分けるのは、ショットが質的にどれほど優れているかではなく、ミスショットの質であると考えます。ショットをする前に最悪のトラブルを避けるよう心がけ、カップの位置によってはグリーンを狙うだけに留めることや、ショットをする前のルーティンを効果的に実行することも大切です。最悪の地点に打ち込まないよう賢く、知恵を使ってゲームを楽しみます。
自己コントロール(精神と情緒)をどのように管理して、普段の練習場でのショットをラウンドゲームで再現するか。無関係な事柄や疑問を思考から消し、ゲームに集中し、特にプレッシャーのかかる状況で自分の能力レベルでゲームを続ける力を身につけることです。マネージメントとメンタル面の改善は、身体面の強化よりもスコアメイクの改善に繋がります。
1987年3月22日生まれ。大阪府出身。大阪桐蔭、東北福祉大学、ゴルフ部を卒業。数々の競技出場やツアーメンバーのプロキャディーを経験。その後、化粧品メーカーの営業マンとなるが、2017年アメリカのゴルフメソッド認定及びティーチングプロ資格を取得。都内インドアゴルフスタジオでレッスン開始。2021年Y’s golf club、2023年WTWT GOLF SHOPをオープン。
弊社は商品売上の一部を、子ども支援専門の国際NGOであるセーブ・ザ・チルドレンへ寄付しています。